MOT資格「技術経営責任者」のご紹介
大不況下における中小企業経営者のためのMOT資格「技術経営責任者」
世界規模の大不況の時代になり、特に中小製造業は経営危機、会社存亡の危機に直面しているところがあります。技術系企業を支えてきた人材にとっては、厳しい企業経営環境において企業経営そのものに関与することが重要となっています。技術と経営のわかる人材がまさにに必要となっています。
技術と経営のわかる人材として、MOTがあります。多くの場合MOTは大学院の技術経営コースの終了により取得することができ、その修了者は大企業に就職することとなります。そしてMOTコース修了者は大企業で実務を経験することにより得られた知識を活用できるようになります。ところが中小企業では直ぐに役立つ実戦的経営者が不足しており、MOTコース終了者は必ずしも中小企業のニーズに応えることはできません。また、年間輩出する人数が限られていることもあり、大学のMOT制度は中小企業の直面する人材問題の解決に寄与することはありません。このような背景にあって中小企業の技術経営トップを担う人材を育成・開発する目的からNPO日本技術経営責任者協議会(JETO)では技術分野での業務経験と経営についての一定の知識を有している者を認定し技術経営責任者資格を与えています。
「技術経営責任者」の活躍する業務、役割
コンサルティング:技術系企業の事業再生、株式公開・上場の指導、マーケティング戦略の立案から実施、研究開発部門・製造部門の生産性向上と合理化の指導、知的所有権戦略の策定と効果的実施、企業の再建計画の策定から再生、ビジネスインキュベーションの立案とその実施・指導、ベンチャービジネスの評価・指導、M&Aの支援・補助・指導、TLOの支援・指導、知的所有権訴訟における中立的鑑定・評価等、従来コンサルタントを行ってきた方々の専門範囲を拡大することができます。
金融機関の支援:
金融機関が投資先企業の技術系企業の技術評価を含む企業評価、事業評価を必要とする場合、評価者として専門領域の評価を行います
企業で活躍する人材:
経営トップ、最高技術経営責任者、技術開発・製造等部門の責任者として現場で活躍します
技術経営責任者資格認定講習会
当社は、NPO技術経営責任者協議会(JETO)の定める認定コースを著名講師により実施します。講師には上場企業経営者等、経験豊な方々を招いており、学問畑の大学の教官とは違った実践的かつ生々しい講義を受けることができます。
「技術経営責任者とは………」
技術経営責任者である会員は,技術を手段として「企業創造」から,「企業経営,そして株式公開」の実務に携わった経験をもとに,
メーカー系企業における最高技術経営者として「技術経営戦略の立案から実行」や,金融機関における投資銀行業務の「技術鑑定,技術系企業のデューデリジェンス」,
そしてベンチャー企業に対する「インキュべ−ション,知的所有権戦略の立案・実施,資金調達とその指導」や,大学や公的研究機関の持つ特許の「効果的TLOの実現」を可能と致します。
以下にこの会員が得意とする具体的な業務を列記いたします。
- 最高技術経営責任者
- メーカー(技術)系企業の企業価値鑑定・評価
- メーカー(技術)系企業の株式公開,上場の指導
- メーカー(技術)系企業のマーケティング戦略の立案から実施
- 技術研究部門の生産性向上と合理化の指導
- 知的所有権戦略の策定と効果的実施
- 企業の再建計画の策定から再生まで
- ビジネス・インキュべーション
- ベンチャービジネスの技術鑑定,企業鑑定
- ベンチャービジネスの資金調達とその指導
- ベンチャー企業への投資評価
- 企業のM&A業務の支援,補助,指導
- 大学び地方自治体によるビジネスインキュベーションの立案とその実施,指導
- 大学,及び公的研究機関における効果的TLOの支援・指導
- 知的所有権訴訟における中立的鑑定,評価